不揃いのオブジェクトをエッジに合わせて正確にカットするトリムコマンド、線分によって定義された境界エッジまで延長するコマンドを参考例で説明、図形を修正する基本コマンドをマスターするお手伝いをします。
トリムは、線分によって定義された切り取りエッジ、不揃いのオブジェクトをエッジに合わせて収まるように端点を正確にカットする機能。
トリムは、[メニューバー] ⇒ [修正(M)] ⇒ [トリム(T)]から選択、または、[ツールバー] ⇒ トリムアイコンより選択。
コマンドウィンドウ
コマンド:trim、短縮は、tr
コマンドのキャンセルは、[ESC]キー。
トリム修正 参考例 図①
トリムコマンドを選択。
切り取りエッジ(線分A)をクリック選択。[Enter]
切り取りエッジより上部(a)をクリック選択。[Enter]
コマンドウィンドウ
コマンド:_trim
現在の設定: 投影モード=UCS、エッジモード=非延長 切り取りエッジを選択 ...切り取りエッジ(線分A)を選択。
オブジェクトを選択: 認識された数: 1
オブジェクトを選択:[Enter]
トリムするオブジェクトを選択 または Shift を押して延長するオブジェクトを選択 または [投影モード(P)/エッジ(E)/元に戻す(U)]:上部(a)を選択。
トリムするオブジェクトを選択 または Shift を押して延長するオブジェクトを選択 または [投影モード(P)/エッジ(E)/元に戻す(U)]:[Enter]
トリム修正 フェンス選択カット 参考例 図②
トリムコマンドを選択。
切り取りエッジ(線分B)をクリック選択。[Enter]
コマンド f を入力。[Enter]
トリムするオブジェクトをフェンス範囲内(a点クリック~b点クリック内)に収める。[Enter]
コマンドウィンドウ
コマンド:_trim
現在の設定: 投影モード=UCS、エッジモード=非延長 切り取りエッジを選択 ...(線分B)を選択。
オブジェクトを選択:認識された数: 1
オブジェクトを選択:[Enter]
トリムするオブジェクトを選択 または Shift を押して延長するオブジェクトを選択 または [投影モード(P)/エッジ(E)/元に戻す(U)]: f[Enter]
フェンスの 1 点目:a点をクリック
線分の端点を指定 または [元に戻す(U)]:b点をクリック
線分の端点を指定 または [元に戻す(U)]:[Enter]
オブジェクトの端点を、線分によって定義された境界エッジまで延長する機能。
延長コマンドは、[メニューバー] ⇒ [修正(M)] ⇒ [延長(D)]から選択、または、[ツールバー] ⇒ 延長アイコンより選択。
コマンドウィンドウ
コマンド:extend、短縮は、ex
不揃いのオブジェクトをエッジまで延長
延長修正 参考例 図③
延長コマンドを選択。
境界エッジ(線分A)を選択。[Enter]
延長する線分aを選択。[Enter]
コマンドウィンドウ
コマンド: _extend
現在の設定:投影モード=UCS、エッジモード=非延長 境界エッジを選択 ...(線分A)を選択。
オブジェクトを選択: 認識された数: 1
オブジェクトを選択:[Enter]
延長するオブジェクトを選択 または Shift を押してトリムするオブジェクトを選択 または [投影モード(P)/エッジ(E)/元に戻す(U)]:線分aを選択。
延長するオブジェクトを選択 または Shift を押してトリムするオブジェクトを選択 または [投影モード(P)/エッジ(E)/元に戻す(U)]:[Enter]
不揃いのオブジェクトをエッジまでフェンス延長
延長修正 フェンス選択 参考例 図④
延長コマンドを選択。
境界エッジ(線分B)をクリック選択。[Enter]
コマンド f を入力。[Enter]
トリムするオブジェクトをフェンス範囲内(a点クリック~b点クリック内)に収める。[Enter]
コマンドウィンドウ
コマンド: _extend
現在の設定: 投影モード=UCS、エッジモード=非延長 境界エッジを選択 ...(線分B)をクリック選択。
オブジェクトを選択: 認識された数: 1
オブジェクトを選択:[Enter]
延長するオブジェクトを選択 または Shift を押してトリムするオブジェクトを選択 または [投影モード(P)/エッジ(E)/元に戻す(U)]: f
フェンスの 1 点目:a点をクリック
線分の端点を指定 または [元に戻す(U)]:b点をクリック
線分の端点を指定 または [元に戻す(U)]:[Enter]
延長するオブジェクトを選択 または Shift を押してトリムするオブジェクトを選択 または [投影モード(P)/エッジ(E)/元に戻す(U)]:[Enter]